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愛情という教育

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日本では昔から三つ子の魂と言います。これは生まれてから3歳になるまで(必ずしも歳ではなく幼少期)の間に身に着けた癖や性格は一生変わらないという意味です。それだけ幼少期は大事な時期なのでしっかりと愛情を注ぎなさいという事ですが、今の世の中は実際に夫婦共働きで専業主婦では成り立たない場合も多く、生まれてすぐに保育所に子供を預けるパターンも少なくないようです。昔は親も同居で祖父母が子育てを手伝う事が当たり前で子供がそこから学ぶ事も多かったのですが、核家族化でそれもままならない状況です。保育所に預けても一緒にいる時にはたっぷり愛情を注ぎ丁寧に育てれば問題ないのですが、注がれずに育った子は他人への思いやりや愛情も希薄で、大人になるとサイコ的な犯罪を起こしやすい傾向が統計的にわかっています。また子供の頃から潜在的な洗脳教育を受けていると、それが思考の基盤となって物事の善悪判断や価値観が培われます。宗教戦争や民族紛争、国同士の争いもそこから生まれています。

未病対策は体の不調を改善することだけでなく、精神的な不安定感を改善することも重要です。今社会は世界的パンデミックや自然災害に見舞われ、戦争が起こり、経済も不安定になって、人々の精神状態も不安にさいなまれています。そんな人々の精神状態を落ち着かせるには子供だけでなく、大人にも学びの場が必要です。今、こういった観点からも健幸の里創生コンソーシアム(全国各地の医療・宗教(死生観教育)・福祉を融合した施設のネットワーク創りを目指して、古今東西の生死の智慧(生命の科学アーユルヴェーダ)を学び、老若男女問わず多くの方が協力して人々が健幸を享受できるようする。)が立ち上がり当協会もこの活動に賛同しています。